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2016.02.15

認知症対策 靴にGPS

こんにちは サウンド・ライフ・サポートです。 昨日の毎日新聞に認知症対策の記事が載っていましたので、ご紹介させて頂きます。 <徘徊しても見つけます・GPS付き靴> 認知症による徘徊などでお年寄りが行方不明になる例が問題となる中、高齢者向け住宅の運営会社「ウィッシュヒルズ」(京都府木津川市)が全地球測位システム(GPS)端末を埋め込んで所在を確かめられる靴「GPSどこでもシューズ」を開発した。徘徊する人の多くが靴を履いて外に出ることに着目したという。 開発を担当したのは同社役員の久保吉伸さん。3年前、奈良市内で認知症の男性が行方不明になった際、捜索を手伝ったことがきっかけだった。男性は介護施設から散歩に出たまま帰らず徹夜で捜した。この時は3日後に無事発見されたが、「歩いているうちに交通事故や踏切事故に遭うケースも多い」と久保さん。携帯式のGPS端末だと外出時に本人が忘れる可能性もあり、歩く時に必ず履く靴に埋め込もうと思い付いた。 昨春に奈良県大和郡山市の靴メーカー「オリエンタルシューズ」に製造を依頼。かかと部分をくりぬいて小型GPS端末(重さ30グラム)を収める靴を考案した。履きやすいよう靴ひもはない。位置情報サービスを利用し、行方不明時には専用サイトで家族や介護職員がIDとパスワードを入力すればパソコンやスマートフォンで居場所を確かめられる仕組みだ。 GPS端末込みで3万5000円(税別)で、他に月額1500円(税別)の通信料が必要。[2月14日付け毎日新聞より] ~~ 認知症による徘徊で行方がわからない時に、GPS端末の付いた靴を履いておられれば、家族や介護職員の心身の負担は軽減されますし、何より徘徊している方の所在が確かめられるのは、安全確保までの時間が短縮できますね。 ~~